美容整形と形成外科の違い

美容整形を受けるために調べていると、よく似たものに「形成外科」という名前の診療科があることに気が付きます。形成外科というと若干聞きなれない診療科ですが、大学病院など大きな総合病院などにはよく設置をされています。美容整形も形成外科も体の部分の形を整えるという治療内容は同じです。この二つの区別は治療を受ける人の体に「正常な機能があらかじめ備わっているかどうか」という点です。
わかりやすい例をとって説明をすると、乳がんの治療のために乳房の一部などを切除してしまった人の場合です。治療のために失われた乳房を復元するために手術などを行う場合、形成外科によって行われます。これに対して美容整形では、そのような機能の不全の状態にない健康な乳房であっても、豊胸の目的で施術を行う場合があります。
ほかにも二重まぶたの施術において、形成外科の場合は逆睫毛などそのままにしておくと眼球のおそれのある場合に行い、外見上の容姿を整えるための施術は美容整形科で行われます。
形成外科の対象となる施術は、健康保険の対象となり医療費の補助を受けることができます。一方美容整形の場合は自由診療として扱われるため、医療費は全額自己負担となることも大きなポイントです。自分が受けたいと思う治療が美容整形と形成外科のどちらの分野のものか微妙なときには、一度診療を受けてみるとよいでしょう。場合によっては健康保険の対象として扱ってもらえる場合があります。